婦人科

 婦人科 

当院では、思春期~成熟期~更年期~老年期まで、幅広い世代にわたって、女性が健やかな生活を過ごすことができるように、女性医師による丁寧な診療と婦人科検診を行っております。

月経に関する症状や不正出血、おりものの異常、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮頚がん、子宮体がんなどに加え、性感染症や骨粗しょう症、更年期障害など多岐に渡って診療しております。

ご心配なことがある方はまずはお気軽にご相談ください。


当院の主な婦人科診療内容

・子宮内膜症・子宮筋腫
・卵巣腫瘍
・月経異常(月経に関する病気)
・月経前症候群(PMS)・月経痛
・おりもの・陰部のかゆみやいたみ
・性感染症
・陰部のできもの・腫れ
・子宮頸がん/子宮体がん検診
・更年期障害
・避妊相談(ピル・アフターピル)
・その他(月経移動)

◇子宮内膜症

子宮内膜またはそれに類似する組織が何らかの原因で、本来あるべき子宮の内膜以外の場所で発生し発育する病気です。不妊の原因のひとつとされています。
主な症状は月経痛で、子宮内膜症の患者様のほぼ90%に見られます。
月経時以外にも腰痛や下腹痛、排便痛、性交痛などがみられます。
子宮内膜症は卵巣機能が活発な20~30歳代の女性に多く発症し、閉経による女性ホルモン分泌の減少を境に、こうした症状はおさまります。
当院は、内診や超音波検査などによる診断のほか、経過観察、薬物療法等も行っております。
手術が必要な場合は、手術可能な施設をご紹介させていただきます。

◇子宮筋腫

子宮に良性の腫瘍ができる病気で、原因は不明ですが、女性ホルモンのバランスン乱れが関係しているといわれています。
症状は無症状のこともありますが、筋腫が大きくなるにつれ、月経痛がひどくなったり、出血量が多くなったりします。
検査は腟から見るエコー検査と採血検査が有用です。
治療はホルモンのバランスを整える内服治療が主となりますが、大きい筋腫の場合は手術をお勧めすることもあります。

◇卵巣腫瘍

卵巣が腫れて大きくなった状態が卵巣腫瘍です。
卵巣は定期的に排卵するので、特に異常がなくても腫れることがあります。
そのようなものを単純性嚢胞と言います。
腫れた卵巣の中が均一な水分のようなものではない時や、小さな部屋がたくさんあるような場合、中身が液体でなくかたそうなものでできている時は、すぐに腫瘍マーカーの検査を行い、MRIによる造影検査を行う必要があります。

◇卵巣腫瘍

悪性が疑われる時は、手術をしなければなりません。
悪性の可能性がないと考えられる場合はそのまま定期的に診察を続けていきます。
症状は、おなかが痛い、おなかが張る、不正出血などが挙げられます。
内診、超音波検査、血液検査などによる診断や経過観察を行います。
悪性が疑われる場合や手術が必要と思われる場合は、症状に応じた施設をご紹介させていただきます。

◇月経異常(月経に関する病気)

経血量や月経期間は個人差が大きいものですが、経血量は1回の月経で50~150mlが平均量だとされています。
経血量については簡単に測定することはできませんが、平均量よりも経血量が多いことを過多月経、平均量よりも経血量が少ないことを過小月経といいます。
月経期間は5~7日間続くのが一般的で、月経日数が1~2日で終わってしまう月経を過短月経、月経日数が8日以上続く場合の月経を過長月経といいます。
3か月以上、全く生理が来ない場合は無月経といいます。若い女性で無月経を放置される方がおられますが、これはとんでもないことです。
原因を調べるとともに、治療を受ける必要があります。月経不順も婦人科の病気であることもありますので、単なる生理不順だと思わずに、まずはご相談ください。

◇月経前症候群(PMS)

症状は、生理の約2週間前より
イライラや憂うつ、頭痛、不安、眠気、むくみなどが出て、生理開始と同時に症状が解消されます。
ピルや漢方薬の内服、あるいは点滴治療が有効です。

◇月経痛

月経痛には器質的月経痛と機能的月経痛があります。
器質的月経痛の場合はその原因を調べ、治療を受けなければなりません。
機能的月経の場合は鎮痛薬、あるいは漢方薬、またはピルの内服が有効です。

◇性感染症

性病と聞くと特別な病気と思われがちですが、どの方でも感染している可能性があります。
おりものの悪臭、あるいは外陰部に痛みのないイボ、あるいは陰部に痛み、あるいは下腹部痛などの症状が出ることが多いですが、全く症状の出ない場合もあります。
今後の妊娠に大きな影響をおよぼす性感染症もありますので、まだご出産なさっていない方へ、特に検査をお勧めいたします。
全く症状が出ない方もいらっしゃいますので、お誕生日や結婚記念日など、何かの節目に検査をすることをお勧めします。
パートナーが性感染症にかかった場合は、感染している可能性高いので、出来だけ早く、ご受診ください。

◇陰部のできもの・腫れ

陰部のできものは性病であることが多いと思われます。
痛みを伴うものや伴わないものまで、さまざまです。
早急に治療を行うとともに、パートナーの治療も一緒に行います。
陰部の腫れは、通常痛みを伴うことがほとんどで、性病ではないことが多いです。
細菌感染によるものと思われますので、抗生物質の軟膏を処方いたします。
腫れがひどい場合は、膿を抜く処置をする場合があります。

◇子宮頸がん/子宮体がん検診

・子宮頸がん検診:子宮頸がん検診として、子宮頚部細胞診を行っています。
・子宮体がん検診:不正出血などの症状がある方に子宮内膜細胞診を行っています。

どちらの検診も、異常を認めた場合は迅速に、専門施設をご紹介させていただきます。

◇避妊相談(ピル・アフターピル)
・低用量ピル
望まない妊娠を予防するために(避妊)、ピルを処方いたします。
月経開始と同時に内服を開始する薬剤ですので、なるべく月経前の受診をお勧めいたします。
副作用に、血栓症(吐き気、頭痛、胸痛、下肢痛、下肢の腫れなど)、眠気を認める場合があります。血栓症の症状が出た場合は内服を中止していただきます。
・アフターピル(緊急避妊ピル)
避妊ができなかった、あるいは失敗してしまった方に、アフターピルの処方をいたします。
性交後できるだけ早く(72時間以内に)、ご受診ください。
◇その他(月経移動)

どうしても生理の予定日をずらしたい方に、中等量ピルを処方させていただきます。
生理を早めるか、遅らせるかは相談の上、決めさせていただきます。

体の異変について、ご心配なことがある方は、一人で悩まずに当院にご相談ください。
婦人科の病気は症状がない場合も多くあります。
症状がなくても定期的に検査・診察を受けることが大切です。